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活動報告

2014年10月21日・28日「青山学院大学『プロジェクトプロデュース論』授業内にてワークショップ」

  • 2014年10月28日
workshop

2014年10月21日・28日の2回にわたって、青山学院大学の授業『プロジェクトプロデュース論』(担当教員:大房潤一先生)にて、インプロワークショップを行いました。

授業を行うまでの経緯を説明すると、野村が8月26日にNHK教育テレビに出演した際、お世話になったプロデューサーであった大房潤一先生が、自身が受け持たれている授業に「ゲスト講師として出てほしい」というご依頼があり、そこにモクレンとしてお邪魔させて頂いた、というわけです。

ここでは、1つのチームがプロジェクトを進めていくうえで、どのような人間関係やリーダーシップを構築していくべきかを考えさせるため、野村がインプロによるワークショップを担当し、矢島が笑いの技術によるワークショップを担当しました。

1回目の授業にて、自己紹介も兼ねてネタも1本披露させて頂きました。1限(9時開始)という早朝の授業ではありましたが、学生の雰囲気は非常に温かく、有難くもたくさん笑って頂きました。

両ワークショップとも非常に盛り上がり、ゲームを通じて、学生さんが何かを学び取ろうという気持ちを強く感じました。

当初は1回のみを担当する予定でしたが、授業終了間際、大房先生から「これ、来週もやろっか!」と急遽の提案があり、学生さんからも笑顔で満場一致の賛成を頂き、2回目の授業を行うことができました。

≪ワークショップの内容紹介(一部抜粋)≫

・インプロワークショップ(担当:野村)

Ⅰ. バースデーライン

数十人のグループが協力して、隣同士の相手との会話を手掛かりに指定されたものの順番に並ぶゲーム。今回は家から大学までの距離が近い順を全員で、名字の五十音順を2グループに分けて行いました。

Ⅱ.マジックボックス

相手が出してきた箱からもう1人が物を取り出して、「それは何ですか?」との問いに、取り出した物が何かを言うゲーム。

このゲームについて野村くんは、「箱を持ち出した側が、箱から物を出す側にどのようなサポートをするかが重要だと思う」と言っていました。

つまり、箱を持ち出した側が、相手が何を取り出したかが言いやすいように、言葉やジェスチャーを工夫することが必要だということだと思います。

これは2人1組で行いました。最初は難しかったのか、学生さんも少し戸惑いながらやってましたが、野村くんからのコメントがあって以降の2回目のトライでは、全員が楽しくゲームをやっていました。

Ⅲ.ワンボイス

3人1組のグループになって、1人のつもりで言葉を合わせていくゲームです。つまり、バラバラに話してはいけません。3人が同じ言葉を言うように、ゆっくり相手を見ながら話す必要があります。

これは4人グループになって行いました。そのうち3人はワンボイスで答え、残りの1人が3人に質問をします。

このワークも非常に盛り上がりました。後半は代表3人に舞台へ来てもらい、「何でも博士」になって、学生からの色々な質問でワンボイスに答えていました。

 

・お笑いワークショップ(担当:矢島)

4~5人グループになって、1つの物(事柄・状況)と1つの形容詞を使ったショートコントを創ってもらいました。

物がテーマに絡んでいれば内容は自由ですが、ツッコミのフレーズは必ず形容詞で終わらせなくてはいけません。

テーマは学生から自由に募りました。その結果、物は「ペットボトル」、形容詞は「怖い」になりました。その後、5分の時間を与え、ネタを考えさせました。

ネタが決まった後、各グループから代表2人を選出してもらい、その2人にネタを披露してもらいました。

いよいよ「ショートコント大会」がスタート!まずはお手本として、我々モクレンがトップバッターでネタをやりました。

 

矢島「このミネラルウォーターすっごく美味しいんだよ!」

野村「あぁ、そうなんだ」

矢島「採取先はどこだっけな…えーっと、富士の樹海か」

野村「いや怖っ!」

 

…何とかウケました(笑)。

 

さて、ここからが本番。ワークショップでは7組の学生がネタを披露してくれました。

印象に残った組のショートコントをいくつか紹介します。

 

1組目

A「水とトマトジュースどっちがいい?」

B「じゃあトマトジュース!」

(Bがトマトジュースを飲む)

B「あれ、何か味が変だ…鉄分が多いような気がする」

A「え、うそ?」

B「え、『これは○○さんから○○年に採取した血液です』だって!?」

2人「こわっ!!」

 

2組目

A「最近は色々なものがリサイクルされてるよねー」

B「そうだねー」

A「このペットボトル、廃墟になった病院の注射器をリサイクルして出来てるんだ」

B「怖いよ!」

 

3組目

A「この前さ、カバンにペットボトル入ってたからゴミ箱に捨てたんだけど、次の日元に戻ってたんだ」

B「へー」

A「今度はペットボトルを外にバーン!って投げ捨てたんだけど、次の日やっぱ元に戻ってたんだ」

B「まじで!?」

A「だから今度は外に思いっきりぶん投げたんだよ。そしたらペットボトルがブーメランみたく戻ってきて襲ってきたんだ!」

B「いや怖っ!!」

 

4組目

A「はい、ジュース買ってきたよー!」

B「わー、ありがとうー!」

(Bがいきなり豹変して、ペットボトルを床めがけてぶん投げる)

A「こわっ!」

 

以上のように、たった2つの言葉(モノと形容詞)を決めただけで、いろんなシチュエーションのコントが生まれ、色んな「怖い」を感じることができました。

結局は、インプロゲームで培われた創造力(アイデアを生み出す力)を、どのように1つの完成品として仕上げるか。ここまでできて、ようやくプロジェクトが完遂されるわけです。

今回のワークショップを通じて、少しでもアイデアを生み出すこと、企画すること、そして実際にアイデアを具現化することについて、学生1人ひとりが考えてもらえればいいと思います。

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授業の記念に1枚。

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矢島による板書Ⅰ

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矢島による板書Ⅱ